和光会について
生涯を社会事業に捧げた瓜生岩子の志を受け継ぎ、1954年、三輪政太郎によって阿佐谷保育園が開園しました。
1959年には社会福祉法人和光会となり、今日まで、産休明け保育、障害児保育、延長保育、一時保育、地域子育て支援事業、ひろば「いちょうの木」など、地域のさまざまな保育要求にこたえてきました。
2006年に杉並区立荻窪北保育園の運営を区から委託され、2014年には世田谷区に喜多見野の花保育園を開設しました。
社会福祉法人和光会の保育理念
(1) “働く事と子育ての両立”を求める保護者が安心して預けられる保育園に。
(2) 集団生活を通して、子ども達の“自立”へ向けての土台がしっかりと培われる様に。
(3) 保育者が、心身ともにゆとりをもち、または責任を持って保育にあたれる職場に。
(4) 保護者と保育者、または保護者どうしの“共育て”が行われる保育園に。
社会福祉法人和光会のアピール
- 子どもたちのためにより良い保育を!
- 保護者・保育者・地域住民とともに「みんなでつくる保育園」に!
- 「はじめに住民の要求ありき」で、様々な保育要求実現に取り組む
社会福祉法人和光会の歴史
<和光会の前身、瓜生会の歴史>
- 1829年
福島県喜多方市(現)に生まれた瓜生岩子は、(1897年69歳で亡くなるまで)生涯.社会福祉活動に取り組んだ。
- 1891年
国会へ「婦人慈善記章制」を請願する。
- 1892年
福島に「瓜生会」が結成される。
福島・東京坂下に育児会できる。- 1896年
三陸津波被災者のためにバザーや募金を行う。
- 1901年
(明治34年)岩子の業績をたたえ東京浅草寺の境内に銅像建設される。
<和光会の歴史>
- 1954年
財団法人「四恩瓜生会」として阿佐谷保育園を開設(設立者 三輪政太郎)
- 1956年
0歳児保育受け入れ開始
- 1959年
「社会福祉法人和光会」となる
- 1969年
0歳児産休明け保育開始
- 1971年
障害児保育開始
- 1976年
新園舎完成
- 1996年
1時間延長保育実施
- 2000年
親子ひろば「いちょうの木」開設
- 2004年
2時間延長保育実施
- 2005年
一時保育開設
- 2006年
3歳・4歳・5歳の異年齢保育開始
「杉並区立荻窪北保育園」 運営委託される- 2014年
世田谷区「喜多見 野の花保育園」開設
「瓜生岩子」について
永遠の慈愛
会津戊辰戦争では敵、味方の区別なく傷病兵の看護にあたりました。孤児や貧しい人たちのための救済施設を設立したり子女の教育や授産の指導、さらには堕胎や間引きなどの悪習を改める努力もしました。
岩子の献身的な活動は地元会津のみならず福島や東京にまで及んでいます。日本のナイチンゲールともいわれる岩子は、一生を今でいうボランティアに捧げ、女性では初めての藍綬褒章を受けましたがけっして偉ぶるところがなく、いつも質素な木綿の着物を着ていたといいます。
今日の社会福祉の礎ともなるその素晴らしい業績を称え、東京浅草公園をはじめ各地に銅像がたっています。
定款
PDFファイルでご覧ください。
→ 定款
和光会所在地
住所:〒166‐0001 東京都杉並区阿佐谷北3-36-20 阿佐谷保育園内